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更年期障害について
更年期障害について
更年期障害とは
閉経の5年前後くらいの時期に女性ホルモン分泌の機能低下により、生理の異常が出現し、顔がほてる、急に汗がふきでる、手足が冷える、気分が落ち込む、すぐにイライラする、頭痛や肩こりがひどい、疲れやすい、眠りにくいなど、体に様々な変調をきたす症状の総称のことを指します。
一方老年期障害としては以下の症状があります
- 1.性器や泌尿器が萎縮により老人性腟炎や尿症状(頻尿、尿失禁等)がおきやすくなる。
- 2.腰痛、骨折などの骨粗鬆症になる。
- 3.コレステロール上昇、動脈硬化などの血中脂質異常がある。
※体の変調には個人差がありますので一度ご相談ください。
治療方法
当院ではまず詳細に症状等をお聞し、内科的疾患及び他の婦人科疾患がないか診察、検査を行ないます。その上で、それぞれの方の強い症状とその人のライフスタイルやパーソナリティなどを分析し、その人に最も適した治療法を選択します。
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1. 漢方療法
診察の上、体質(証)にあった漢方薬を処方いたします。
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2. ホルモン補充療法(HRT)
ほてり、発汗、動悸などの自律神経系の不調を改善したり、皮膚や腟粘膜の乾燥や痛みの改善に有効です。
不足している女性ホルモンを補充する治療法です。 -
3. 精神神経症状に対する薬物療法
不安症状やうつ症状を早めに改善する為に心理療法の上、漢方薬、HRT、抗うつ薬、抗不安薬等を投与します。
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4. プラセンタ療法
胎盤から抽出されたエキスの有効成分の注射を定期的に受けていただきます。新陳代謝を促進、自律神経やホルモンバランス調整等の薬理作用をもっているので更年期障害の方にも効果があります。
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5. その他
高脂血症や骨粗鬆症等も薬物療法、生活指導をしています。
不妊治療・妊婦健診
不妊治療
現在、日本では10組の夫婦に1組は、不妊症に悩んでいると言われています。 当院では、体外受精(健康保険が効かない高価な治療法)以外の方法で、まず不妊の基本的な相談から、一般的な不妊の検査とタイミング指導・治療を行っています。
妊婦健診
妊婦検診は行っていますが、出産は下記の連携病院や御本人の希望病院に紹介いたします。(当院ではお産は取り扱っておりません。)
健診内容
- 1. 妊娠7週目までに子宮と附属器、胎のう(胎児の袋)の検査をします。
- 2. 妊娠8~10週、胎児の大きさから妊娠週数を確定し、分娩予定日を決定します。
- 3. 2~4週間おきに妊婦検診を行います。
妊婦検診の際、テレビ画面で赤ちゃんを見ながら検診する事ができます。赤ちゃんの元気で動く姿を見ながら心音も正常であることを確認する事で、ご主人と感動を分かち合えます。このようにして夫婦と胎児の間の愛情をより深めて、大事な赤ちゃんを迎える精神的準備をする事ができます。
主な提携医療機関
- 東大阪市立総合病院
- 大阪赤十字病院
- 大阪警察病院
- 国立病院機構大阪医療センター
- 小阪産病院
- 聖バルナバ病院
- 河内総合病院 等